女は顔じゃない。其の五
◇一心同体の夫婦◇

狭い膣洞でしたが、性急に押し拡げられていったおかげで、次第に愉悦を感じる
余裕が出来てきました。もともと順応性のある体質なのか、痛みもすぐに遠のき、
「あああああ、と、蕩けそうよ!ステキ、ステキよ、西村さんっ」
私は、快美の大海原へと我が身を投じていくことができたのです。
好きで好きで堪らない男の息吹が胎奥一杯に満ち溢れ、もう何も言うことは有りませでした。

「おおおおおーっ、華子ちゃん、僕、僕、も、もう果てそうだよっ」
しかし、私が真の意味での幸福の絶頂を味わったのは、次の瞬間でした。
ブルブルと筋肉質の身をわななかせたかと思うと、西村のカラダが静止しました。

そのとき、私は膣奥に熱い、ねばっこい飛沫をイヤというほど浴びていました。
この感覚ばかりは、自慰ではけっして堪能する事が出来ません。
(ああ、西村さんが私の中でイったんだわ。これで、身も心もひとつに結ばれたのねっ)

その充足感を私は一生、忘れる事はないでしょう。こうして、私は見事、
陥落することは不可能と思われた最高の男を手に入れることに成功したのです。

私たちは、元から縁が有ったのかも知れません。
しかし自分で言うのも何ですが、お世辞にも美人とは言えない私が西村と結ばれる
事が出来たのは、一重に私の努力に負うところが大きいと思っています。
私は、この手で意中の男を勝ち取ったのです。

初めて愛を交わしてから、私は週に二回程度、西村のアパートを訪ね、
部屋の掃除や食事を作り、そして体を交え愛を育んでゆき、
その一年後に華燭の典を挙げました。両家とも、諸手を上げての結婚でした。
それから四十有余年、二男一女の子をもうけ、孫たちにも恵まれて、
順風満帆な余生を送っている私と夫でした。

けれど結婚した当初は、回りの女性たちから私はそれは妬まれたものでした。
どうして、西村はモノ好きな結婚をするのだろう。どうせ結婚したって長続きする筈は無い、
あんな女すぐに捨てられるに決まっている、等などそれは酷い事を言われました。

しかし私達の結婚生活は、そんな酷な下馬評を見事に裏切るものでした。
容姿も才能も卓越した夫でしたが、性格までも他の男とは比べ物に成りませんでした。

四十年以上も夫は私だけを愛してくれ、何より家庭を大事にしてくれました。
敢えてのろけさせてもらいますが、私ほど幸せな女は他にいないと思っています。
「おまえは、あの頃とまったく変わってないよ、華子」
「あなたこそ、若い頃と全然変わってないわ。いまでも、とってもステキよ」

お互い七十前後の歳になった今でも、私と夫の西村は十日に一回程度の夫婦の
営みを欠かしたことがありません。私たちは、現在でもラブラブカップルなのです。
私達の間には、シルバーセックスなどという、大袈裟な気恥ずかしい言葉は無用でした。
性愛は私達にとって、まったく日常的な、自然な行為だったからです。

「信じられないわ。あなた、もうこんなに大きくなってる!」
布団の中で夫のチンポを握ってみると、そこはもう青年の雄々しさで勃ち上がっていました。
夫には、バイアグラなどまったく無縁なものでした。

「おまえが相手なら、いっだって、まだまだこんな風におっ勃てることが出来るよ。
 みんな、僕の一穴主義を不思議がるけど、僕にとっては華子が一番そそられる女なんだ」
「ああ、あなた、私のオマンコも触って、もう、ヌレヌレなのよ」

夫の昂ぶりを手にすると、私の割れ目もすぐさまジットリと潤いを吐き出し始めました。
私も夫と同様、性欲に翳しはまったく見られません。更年期の時でさえ、私は平気でした。
回りの友達たちが夫に指一本でさえ触られるのがイヤと言っていた、
女として最も辛い時期でも、私だけはそれまでと変わらなかったのです。

更年期が軽かったのも、夫婦仲がよかったせいかも知れません。
とにかく私たちは結婚以来、最低でも週に一度のペースを乱す事が有りませんでした。
私達には、倦怠期さえ無かったのです。周りが呆れる位。私達は仲睦まじい夫婦でした。

「ああ、本当だ。もうビッショリじゃないか。おまえこそ、相変わらず豊かだね」
「ええ、私は無尽蔵よ。自分でも枯れることなんか考えられないの」
「僕達は、骨になるまで、きっとこの調子に違いないね」
「ええ、灰になるまで私を可愛がって下さいね、あなた」

夫の指が快く割れ目の中で泳ぎはじめると、私はもう堪らなくなりました。

「あなた、もう来て。早く入って来て下さいな。
 ねぇ、今日は、後ろから責められたいわ・・・もう指だけじゃ・・・」
と、夫は割れ目から指を引き抜き、私を四つん這いにして、いい感じに反り返った
股間を発情する膣穴に押し当てたのです。そして、ズイッと腰を前進させるや、
「ほおおおおーっ、自然に引きずり込まれていくようだよょ、華子!」

夫は、力強く私を穿ちだしました。若い頃の馬力は無くなったとは言うものの、
まだまだその力量は健在でした。夫が振幅大きく律動を開始すると、
「はううううーっ、今夜のあなたはまた一段と逞しいわ!」
「夕飯の山芋とニンニクが、すごく効いてる感じだよ」

爪先から脳天まで、快感が満ち溢れてきました。昔のように激しい、
身も心も燃え尽きてしまいそうな激情です。
夫は73歳、私68歳の夫婦にはチョッと激しすぎるセックスかもしれません。
すべてを安心して委ねる事の出来る、ソフトな快感が、今の私にはピッタリくるようです。

いずれにしても私と夫は、もはや一心同体、ツーと言えばカーでした。
お互いの心もカラダも知り尽くし、絶頂に行く着くタイミングまで、大抵一緒でした。
「華子、そろそろ頃合いだろう?奥がヒクヒクいってきたよ」
「ああっ、あなた、そうよ、もうすぐなのっ、そこを、そこをもうちょつと突いてっ」

夫の律動が、更に速まりました。頭の中がぼうっと霞み、性感が膨らみきって、
いまにも子宮を破裂させてしまいそうでした。私は腰を振り乱し、
「イクっ、もうイクわァ、あなた、あなたァ、今夜も一緒よ!」
「判ってるサ。僕もさっきから、もういっぱいいっぱいなんだよ!」

頂上めざし、私達は一塊に成って動き回りました。
そして昂ぶるだけ昂ぶった性感が、炸裂する瞬間がやって来ました。
私が達したのとほぼ同時に、夫もまた快楽を極めたのです。
「出るぞ、出るぞ、華子。今夜も大量だっ」

私の人生に、何も欠けているものはありません。
丈夫なカラダと引き替えのような不器量に生んでくれた両親に、
いまは感謝の気持ちで一杯でした。
END
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