三年振りに帰ってきた妻。其の二
◇豊満な乳房◇

心なしか、肌も三年前よりずっと張りと艶があるような気がした。
たまらなかった。何処を見、どこに触れても男の匂いを感じてしまうのだ。

これで私が出世でもしていればまた気持ちも少しは寛容になれたかもしれない。
会社の派閥争いは無情だった。
私は自分が企画し、推進してきたプロジェクトから完全に干され、在庫管理という、
退職間近の人間がやらされる閉職に回されてしまったのだ。

「・・・クソッ・・・クソ」
綾乃に対する怒りは、そんな私自身の不甲斐なさに対する焦燥でも有ったように思う。
「どう言う事をされたんだ。言ってみろ!」
「嫌っ・・・」
「亭主の言う事が聞けんのか、こらっ!」
指で割れ目の肉をつまみ、奥まで覗ける様に引っ張ってやった。

生憎、私は妻を誘惑した男と一度会っていた。次男の卒業式の会場で、
双子の息子と夫人を連れたその男から挨拶を受けていたのだ。
「いつも奥さんには教室で色々と・・・」
二人手に手を取って出奔したのは、それからたった二ヶ月後の事だった。

「オマエ、ここにあいつのチンポを入れたんだな。ズコズコされて、どうだった?」
その夜、私は嫉妬と怒りで狂った老人に成って居た。綾乃の右と左の陰唇をつまみ、
「詩吟をやってみろ、ほらっ!」
と言いながら、陰唇を開いたり閉じたりして、詩吟の口真似までやってしまっていた。
「ううっ・・・うううっ」
妻は鳴咽していた。そのくせ私にクリトリスを強く吸われると、ジットリ濡らしてもいた。

こんなに濡れやすい女だったのか。やはり三年間で年下の男に開発されたのか。
豊満な乳房、むっちりと肉づきのいい腰まわり、そして土手のこんもりと盛り上がった股間。
その時に成って漸く私は気づいた。妻が三年間ですっかり熟れたいい女に成って居る事を。

悔しい事だが是は事実だった。それが証拠に三年間、いやそれ以上ずっと、
勃起しなかった男根が、布団に挟まれながらも持ち上がり始めてしまったのだ。

「言うてみろ。オマエ、あいつのチンポ咥えただろぅ?」
私は綾乃の胸に馬乗りになり、両腕を畳に押さえつけた。
腋の下の処理していない毛の黒さにも興奮させられた。
「えっどうだ、こらっ、言えっ」
私は腰を前後に勢いつけてふり、亀頭で妻の顔を打ち続けた。
「嫌っ、ああっ、嫌っ」
妻は顔をそむけ、涙で頬を濡らしながら逃げようとした。
しかしその濡れた頬にも私は亀頭を強く押し付けてやった。

「クソっ、もう行かんか、約束するか、こらっ、
 もう絶対に行かんと約束できるか、この淫売っ!」

佐伯の家、間男した女房が戻って来たんだとよ。
子供たち、特に長男は大反発なんだとよ。
亭主は出世競争に敗れて窓際で退職寸前なんだと。

そんな世間や会社の噂はもうどうでもよかった。
私は結婚以来、すっと忘れていた事を思い出していた。
それは妻に対する情愛だった。
それまではこの女は自分の持ち物だという男としての征服欲と支配欲だけだった。
綾乃は三年間で熟れたイイ女になって戻り、私は浅はかにも、
今になってから妻と言う女に激しい情愛を覚えてしまったのだった。

「こらっ、クソっ、どうしゃ」
「あああっ」
妻の乳房、腹の肉の弛みを震わせながら、
私は狂ったように股間に逸物を押し続けた。
術って抜けた事もあったが、直ぐに指でつまんで割れ目に宛がった。
妻も本気になって悶え悦がり、泣くのも忘れて亭主の二の腕にしがみついた。

「ああっ、いいっ」
「クソっ、綾乃、いいか、クソっ!」
「あああっ、いいいわぁ!」
こうして白濁の汁をトクトクッと中に出してやり、
妻との久し振りの和解セックスが果てた。
私はさめざめと腕の中で泣き続ける妻を強く抱き締め、
私はもうこの女を二度と放す事はないだろうと思った。

三年間は確かに不幸ではあったけれど、あのまま倦怠期を続けて
老境に入るよりはむしろ良かったのではないか、
とさえ考えられるようになったこの頃である。

夫婦というものは難しいものだと実感で来た。
妻を魅力の無い女に染めてしまったのは、亭主に原因が大いにあるのではないだろうか。
それを他人の男に染め直してもらう前に、何とか亭主の力で、妻を変える努力をすれば
熟年夫婦もまた楽しいのではあるまいかと思うこの頃である。
END
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