上方訛りのお妾さん。其の四

〜代わりに口で〜

洋子と知り合ってから暫らくの間は、彼女はオメコをする事以外のクンにとか６９とかの
行為は殆んど求めで、また私が求めても言を左右にして巧みに拒絶されるのが普通でした。
ですから、洋子にはフェラチオンをして貰ったことがありませんでした。

しかし、そんな単純なセックスが暫らく続いた後で、彼女は私に対して徐々に心を
許し始めたと見えて、次第に私の要求を受け入れてくれるように成って来たのです。

洋子は私と同衾する時、コンドームを使った事はなく、何か避妊の手段を講じていたのには
違いありませんが、まだ更年期前で、月々のメンスはきちんきちんと訪れてくるようでした。

或る冬の寒い夜のことでした。
商用で阪神方面へ出張した帰り、妻には神戸に泊まると偽って、
一晩、洋子の家に泊まった事がありました。
夕食は外で済ませましたが、洋子の家で風呂に入って、さて、
ストーブの熱でポカポカと暖まった室内で、一緒に寝る事になったのです。
例によって暗闇の中で湯ボボをクジって居るうちに、ふと、
このホカホカとしたオメコを舐めたらと思うと、無性に実行して見たく成って来ました。

「なあ、オメコ舐めてもええか？」
と声を掛けると、洋子は、その夜はどういう風の吹き廻しなのか、簡単に頷いて、
「ええ、舐めて頂戴」と小声で答えました。

彼女の気が変らないうちにと、掛け蒲団の中へ潜って行くと、
洋子は開いた股の膝を立てて待っています。
私は、まだ石鹸の香りがしているようなオメコへ武者振り付くようにして、
まず舌を伸ばして会陰部からサネ頭の先まで、ペロペロと舐め上げました。

ふた舐め、三舐めするうちに、ジクジクと膣口から淫液が染み出し、
やがてオメコ全体がベトベトに濡れてきました。

「あアッ、エエ気持ち、エエ気持ちやわァ・・・そこをもっと、もっと、あァ、そこそこ・・・」
叫ぶようなヨガリ泣きが闇の中へ響いてきます。
それに力を得て、私は舌先でサネ頭の裏表を中心にペロリペロリと舐めながら、
三本の指を膣の中へ差し込んで、粒々した天井の肉皺から、子宮口の周りまで
掻き回し捏ね回しするうちに、洋子の腰の動きが激しさを増して大波ように盛り上がり、
「あア、イク、イク、イクッ・・・」
そう叫んだ途端、洋子は大きく足の爪先で突っ張ったと思うと、気を遣ったと見えて、
ドロッとしたものが膣をくじっている指先へ掛かり、肉襞がグニュグニュッと蠢いて、
かなりの力で指を締め付けてきました。

「まア、気持ちエエさかいに、思わず気ィ遣ってしもうて・・・
　堪忍やで、あなた、口汚れたやろ？」洋子はそっと体を起こすと、
私の口へ唇を当て、プンプンとオメコの臭いのする唇の周りを舐め始めました。

「さあ、今度はウチが吸うて上げる。
　まァ、まァ、でかいチンポをこんなにビンビンに立ててからに」
洋子は怒張しきったチンポを撫でながらそう言ったと思うと、不意にスポッと口に咥え、
舌の先で亀頭の周りを擦るように舐め始めました。

思いがけないフェラチオのサービスに、私は次第に気分が高まって来て、
そろそろオメコへ入れる時期だとそのタイミングを計っていると、
洋子は不意に口を離して立ち上がりました。

「御免やわ、一寸待ってて」
そう言い残して、慌てたように寝室から出て行きました。急に如何した事かと、
興奮したままのチンポを撫でて待っていると、彼女はほどなく戻ってきて、
「御免、御免。急にメンスになってしもたんやわ。何時もより二日も早いのに」
「それじゃ、今日はお預けなんか？こんなにチンポがビンビンに勃ってるのに」

高校生の頃近在の農家へアルバイトに行った折、其処の奥さんと昼の休憩時間に、
ひょつとした切っ掛けでオメコをすることになり、その最中に相手の奥さんが突然メンスに
なってしまい、その時は貰った紙で慌てて拭いたのですが、家へ帰ってみると、
チンポには黒ずんだ経血の跡が点々と付着していて、其の記憶が何時までも心に
残っていた事がありました。

そんな事を思い出すと、これまで元気一杯に天を衝く勢いで勃起していた
自慢のチンポが、不覚にも急にダランと萎えてしまいました。
「なあ、汚れたオメコの代わりに口でして上げるよってに、それで堪忍して」

萎えたチンポを弄りながら、そんな事とは知らない洋子は、自分が悪い事をしたように
謝って、蒲団の上へ所在なく座っている私の胸へ頬を押し付けてきます。

「そやかて、口の中へ淫水出したら悪いしなぁ」
「あァ、そうや、エエ事があるわ。一寸待っててや」
洋子は再び寝室を出ていったかと思うと、今度は直ぐに戻ってきて、
「ああ、シャンとさせて上げるよってに・・・」
と私の股間へ顔を埋めて、萎えたチンポを口に含み、ジュバジュバジュバと吸い始めました。